「転妻~てんつま~」ってご存知ですか? 2

ゆめサポママ

2016年10月14日 09:00

転勤引越しのプチ技


長野県在住の転妻のみなさん、いかがお過ごしですか?
我が家の場合、早ければ3か月前に転勤することがわかるため、比較的ゆとりを持って引越しの準備することができます。
しかし、可能ならばグランドピアノを持ち歩いていることと、妊娠出産、子どもの行事や学区など、引越しのたびに、何かと心配や慌ただしさがあります。
今回はそんな「転妻」の引っ越しにスポットを当ててみたいと思います。



転勤族あるある、といえば?


懸賞応募が好きな私ですが、転勤になりそうな数か月前からは応募は控えめに。
住宅によってサイズがバラバラなカーテンは、ミシンが大活躍してくれます。
診察券やショップカードの処分は、タイミングに困りませんか?
もう二度と赴任しないだろうと思い処分したところ、まさかの再赴任ということがあってからは、どうしたものかと悩むようになりました。

そして一番困るのが、郵便番号や電話番号などの数字。
やっと新住所の数字を覚えたと思ったら、チェーン店のショップカードが期限切れになり「登録した時の電話番号を教えてください」。
えーっと何だっけ、なんていうシチュエーションも、多々経験してきました。
そんな物覚えの悪い私ですが、引越しの手際はだいぶ良くなったかなと感じています。
そんな、我が家の転勤引越しに関するプチ技を、ご紹介したいと思います。

転妻流・引っ越しのプチ技


1.ファイルをつくる
家に関する書類を、一つにまとめておくと連絡先がすぐに確認できて便利。
更に、引越し会社との書類も残しておくのがオススメです。
何tのトラックを何台使用したのか、スタッフは何人来てもらったのかが一目瞭然。
次の引越しの際、交渉もしやすくなります。

2.引越しチェック表をつくる
ファイルが用意できたら、次にチェック表の印刷。
この表があることで引越しの進み具合を夫婦で共有でき、作業分担をしやすくなります。
まずは、各種手続きをする際、旧住所と新住所どちらも必要になることが多いので、どちらもチェック表の一番上に書き込んでおきます。
まだ決まっていない部分は、スペースをあけておいて随時追加します。
電話番号、電気水道、各種住所変更の手続きなどなど。
済んだものからチェックしていけば、進み具合が目に見えてわかりやすく、達成感も得られてやる気もアップ!


3.手持ちの家具のサイズをまとめる
引越し当日はバタバタと搬入がはじまります。
これはここ、それはそこ、と指示を出しやすくしておくことで、時間も手間も節約。
手持ちの家具のサイズは引越しファイルにまとめておくのがオススメです。
事前におおまかな置き場を決め、共有できる状態にしておきましょう。

4.事前見学の際にはとにかく写真を撮る
入居予定の住宅を事前に見に行ける機会はそう多くないと思います。
もし見学可能であれば、できるだけ多くの写真を撮っておくと安心。
大型家具を搬入する出入り口、電話やテレビの場所を決める回線の位置。天井には電気がついているか、コンロの形態はどうか。
洗濯機置き場や冷蔵庫を置くスペースは、できるだけメジャーでも計測しておくと、サイズが合わなくて大変!を防ぐことができます。


我が家の引越しファイルは、残しておく書類を見直しつつも2冊目に突入しました。
すでに老朽化などで取り壊されてしまった家もありますが、ファイルを見直すことで家族の思い出もよみがえり、大切な宝物の一つとなっています。
ひとつでも転妻のみなさんの、お役にたてる情報があれば幸いです。

過去の記事はこちら↓



この記事を書いた人
三村あかね (みむらあかね)

岐阜県関市出身、長野県上田市在住。二児の母。
ピアノ・リトミック講師。夫の転勤に伴い県内各地を転居しながら、自身の仕事や出産育児を経験。学びつながるよろこびを大切に、家族の暮らしを楽しんでいます。また音楽教育を通して、聴く耳と感じる心、自立と自律を応援しています。

なのはなピアノリトミック
http://ameblo.jp/mia-piano/



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