時短・簡単家事
2016.10.8
家事がラクになる♪ズボラ流、時短お片付け術 その2
料理の時間を15分短縮!
キッチンの収納アイデア
1日のうち、ママが長い時間を過ごす『キッチン』。
毎日の食事の用意・片付け、お弁当作りやお茶の時間など、当たり前のように思われてしまいがちですが、これって実はすごいことですよね。
食材を買う → 献立を考える → 洗う・切る・調理する → 盛り付け・配膳 → 洗って拭いて片付けて・・・
書き出してみると、1回の食事でもこんなに工程があるんです。
だからこそ、目指すは、時短家事。
今回のズボラ流♪では、そんなキッチン回りをすっきりさせるポイントをまとめてみました。

ポイントはズバリ、無駄を省くこと!
お片付けをする前は、戦場のようになっていた我が家。
それが、ちょっとした「動き」、と「空間」のムダをなくす工夫で、
≪わくわく♪お料理が楽しくなるキッチン≫
へと変身を遂げたのです!
具体的に省き方を見てみましょう♪
本当に必要?あって当たり前をなくしてみる。

我が家のキッチンには、「通常ある」ものがありません。
1.三角コーナー
難点はあのヌメリ。ならいっそ、そう思って、三角コーナーはなくしました。
その代わり、シンク前にフックでビニール袋を吊るし、生ごみが出たら、ぽいっと放り込めるようになっています。
2.洗い桶
我が家の場合、大き目のボウルが毎回お料理に登場してくるので、食器をちょっと浸しておきたいときは、このボウルで代用しています。
桶がなくても、ボウルや鍋で、付け置きできちゃうんです。
3.食器棚の扉・フキン
食器を洗ったら、水切りカゴに伏せ、あとは自然乾燥。
ほぼ水がキレたら扉のないオープン棚へ収納しています。
湿気がこもらないから、フキンも必要ありません。
4.コーヒーメーカー・ポット
お湯が欲しいときは、毎回やかんで沸かします。
ポットやコーヒーメーカーは必要なし。
手入れも簡単なので、時間も手間も省くことができます。
このように、あって当たり前、と思われているものの存在を疑ってみる。
たとえ無くても、それに代わるアイデアを持っていれば、意外といけちゃうかもしれません。
慣れてしまえば、不便もなし!
管理していた「場所」が空くだけでなく、「時間」まですっきり、もう「あった」頃には戻れなくなる身軽さです!
ムダな動きをなくして時短!
仲間を集めた「セット収納」
「今日は遠足、お弁当を作らなくては!?」という時、お弁当グッズを何か所から取り出していますか?
お弁当箱はこっち、カップはあっち、ピックは・・・
もし、あなたが「どこにしまったかな?」と、右往左往してしまっているとしたら、その時間がもったいない!そのグッズ、1か所にまとめてみませんか?
例えば、
・引き出し一つに、キャラ弁作りの道具がまとまっている。
・ナフキン、カトラリー、ゴムバンド、お弁当箱、お手拭きが一か所で用意できる。
など、このようにまとまっていれば、パッと取り出せて見た目もすっきり。
この「セット収納」は、他にも、
・お菓子作りセット
・離乳食セット
・ご飯のお供セット(ふりかけ、お茶漬け、のり)
などなど、アイデア次第でアレンジが可能です。
お子さんや旦那さまの専用セットを一緒に用意すれば、自分からお手伝いしてくれるかもしれません。ママのお仕事が減りますね♪
無駄な空間を、棚にチェンジ!

本格的な棚を設置するとなると、ちょっとエネルギーが必要ですが、100円ショップの突っ張り棒2本で、簡単に棚ができちゃいます。
冷蔵庫の上、吊戸棚の中など、60Cm~100Cmのスキマがあったらぜひ挑戦してみてください。おぼんやラップ、キッチンペーパーのストック置き場にピッタリです。
忙しいママだからこそ、簡単に片付く仕組みを、住まいに取り入れてみてくださいね!
住まいを整えると、住まいが自分の味方になって、助けてくれますよ。
第3回目の次回は、「こどもが自分でお着替えできる収納と、おさがりの管理法」
をお伝えいたします。お楽しみに♪
過去の記事はこちら↓

この記事を書いた人 飯島 真紀子 (いいじま まきこ)

ズボラさん専門・暮らしづくりアドバイザー
住宅リフォーム会社でインテリアコーディネーターを経験後、
フリーランスで出張お片付けサポートや家づくりの収納アドバイスをしている。
主婦がストレスなく家事、育児、仕事ができる「片付く仕組み作り」が得意。
『いつでも人を呼べる家になる♪リバウンド知らずのお片付け7Steps」
http://osumaidojyo.seesaa.net/